BCCNー794(排水の電気分解処理専門家のご紹介)

BCCNメール受信者の皆様(下記3件のご案内です。)

1)排水の電気分解処理専門家のご紹介
2)積層部品の開発~量産化の製造工程の専門家のご紹介
3)セミナー:炭素から水素の時代に向けて~水素・燃料電池技術開発の動向~

1)排水の電気分解処理専門家のご紹介

(私の古くからの知人をご紹介します。下記は自己紹介です。)

40年ほど前に環境エンジニアリング株式会社を設立し、汚水処理装置の設計、
製作、販売を実施。排水処理手段には生物化学、物理処理、化学処理がありますが、
私の専門処理手段は電気化学的(簡単に言えば電気分解処理です)処理です。
この処理では電極が心臓部になりますが、長年の研究開発の末に耐久性、価格などの
採算性の良いものを開発しました。このような技術・経験が必要なお方が
おられましたら、全てのノウハウ等を伝綬いたします。

2)積層部品の開発~量産化の製造工程の専門家のご紹介

(最近、技術士として開業された方です。)

専門分野:
技術分野は、LTCC(低温同時焼成セラミックス)呼ばれるものです。
具体的には内部電極材をAgとして900℃で内分電極と誘電体(ガラスセラミックス)を
同時焼成した積層基板です。

具体的な製造プロセスは:
1)LTCCまたはNiCuZnフェライトの素原料粉の湿式混合・乾燥
2)上記乾燥粉の仮焼工程、粉砕工程
3)スラリー作成~シート成形(数10μm~約200μm厚さ)
4)内部電極印刷(最大約200mm□程度)
5)積層・圧着
6)(圧着体、または分割個片での)焼成
7)外部電極形成(Ag焼き付け後、Ni/Snめっき等)
また、量産化及び継続生産で、当然ながら発生する不良に対して、不良箇所の
断面研磨後の電子顕微鏡(SEM/EDX)やEPMAによる適当な条件での
観察・分析とその解釈等、主に表面分析による本質不良原因の解明に
取り組んできました。

(上記の方のご紹介を考えていた時に、たまたま下記の技術探索情報を見ました。)
【国内限定公募】内部電極を含むセラミック積層体の個片化技術
国内大手メーカーが、内部電極入り大判セラミックス板(未焼結体)が
分離・焼成工程を経て、内部電極入り小型セラミックスブロック焼結体が
平面方向に整列した集合体を製造するプロセスを検討しており、その開発・
製造パートナーを求めている。量産工程に導入可能な技術の提案を特に歓迎する。

これに関して、下記の対応が可能とのことです。
サイズ:3.2 x 1.6 mm ~ 6.7 x 5.0 mm 、厚さ:1.0mm程度
  - 素体成分:LTCC(低温同時焼成セラミックス)
  - 内部電極:Ag
①内部電極を含むセラミックス小片を作製後、焼成する場合
  - 焼成温度:900 ℃

さらに下記が可能とのことです。:
素体成分:NiCuZnフェライトプロセスとして:
①’焼成前まで、約100mm□の多数個で処理し、個片に分割した後、
 焼成、外部電極形成。
②’焼成後まで、約200mm□の多数個で処理し、個片分割前または分割後、
 外部電極形成。

3)セミナー:炭素から水素の時代に向けて~水素・燃料電池技術開発の動向~

講師:北海道大学名誉教授 理学博士 市川 勝 氏
1.日時: 2019年5月18日(土) 14:00~16:50
2.会場:品川区立総合区民会館「きゅりあん」4F 第1特別講習室
3.講演概要
1)水素は無尽蔵で、究極のエネルギー燃料!!!
2)バイオマスからの水素製造技術:グリーン水素の実用化開発
3)水素を石油で運ぶ“有機ハイドライド技術”の新展開
4)大容量“再生型燃料電池”のイノベーション開発と応用
5)都市と地域コミュニテイを結ぶ水素ネットワーク “水素ハイウエー構想”
4.参加費&参加申し込み:BCCNメール受信者= 1,500 円、 一般2000円、
セミナー詳細&参加申込はNPO法人「科学技術者フォーラム」のホームページ
www.stf.or.jpの、 2019年5度セミナー案内をご参照下さい。

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