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【コラム】

 

1)知的財産の保存、日米の比較
(知的財産の保有・保存に対する日米の比較を考えて見ました。)

日本には特別な措置を講じ無くとも、暗黙の内に連綿と知財の継承がなされると 言う思い込みがあったと思われます。これが終身雇用・年功序列制度と一体とな り、カイゼン制度などとなって日本企業の強さを支えていたと思います。 一方、他民族国家であり人材の流動性が高い米国において、米国企業は従業員が 保有する有用な情報・知的財産などを、いかにして企業の財産として取り込むか について日本企業より遥かに真剣に取り組まなければならない必然性があり、 真剣に取り組んできた歴史を持っています。 所が日本において急激な変革が起こり、終身雇用・年功序列制度は急激に崩壊 してしまいました。(トヨタさんなど一部の企業ではまだ残っているようですが。) ここで問題となるのは、日本企業は知的財産の保有・保存に十分留意しないまま 知的財産の保有者である人材も放出してしまいました。知的財産の保有・保存に 十分な経験を持たない日本企業にとって無理からぬ事かもしれませんが、その結果 は、既にじわじわと現れているはずです。やや遅きに失したかもしれませんが、 早急に必要な措置を講じるべきと思います。(昨今も経営再建と言えば即人員削減 しか頭に浮ばないようですが、知恵の無い話です。) そして私が言いたいのは、相手の優れたシステムは素直に導入した方が良いと言 うことです。(ただし丸写しではダメです。)経験の少ない分野で自社独自の知 的財産の保有・保存システムを構築していたのでは日が暮れてしまいます。米国 企業は個人の保有するノウハウをモジュール化したり、あるいはノウハウを膨大 なデータベース化・マニュアル化して保有しております。特にIBMのマニュアル の完成度は非常に高にものだと認識しております。


IBMと言えばIBMの収益の2/3はサービス事業から上げており、会社の方針
は既に製造業からサービス産業にシフトしているようです。ただしIBMが製造部門
から撤退すると言うことでは無いようで、製造業に対するサービス事業を拡大し
て行くようで、そのサービス事業を支えるノウハウは自社の製造部門で確保していく
ようです。これは日本の製造業の将来展望を考える上で参考になる事例と思います。
(なお上記のIBMに関する情報はIBM−OBの会社経営者から頂いたもので
す。この会社ではIBMの技術サービス事業や環境サービス事業の窓口業務を実施し
ておりますので、何か御座いましたらご紹介させて頂きますので、ご連絡下さい。)

 

 
 

 

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