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【コラム】

 

日本企業の新規事業開拓について


過日、企業の新規事業開拓責任者にお会いしました。この会社の従来のメイン事業は重電ですが、環境分野、海外事業などにも展開を計るべく情報収集を進めておられるようでした。基本的には技術提携などで新規事業を進めようとお考えとのことでした。新規事業のネタが見つかっても、自社保有技術・設備などとの整合性、事業性など様々な検討課題があり、当初は簡単に考えていたが良い勉強をさせて頂いていると述られておられました。何か面白そうなご提案があれば担当者にお繋ぎ致しますので、ご連絡下さい。

日本企業の新規事業を見て見ますと、バブル期にはイケイケドンドンで本業とは懸け離れた異分野に大胆に進出し、ことごとく大失敗に終わり、これが萎縮要因として負の遺産として残り、新規事業開拓の果敢な展開を阻害しているようです。安全な新規事業など、あるはずも無いと思うのですが、リスク回避、安全第一が強調されすぎており、これでは大ヒット商品・事業など生まれるはずが無いでしょう。リスクマネージメントをリスクを冒さないと言う意味に解釈しているのではと、疑問に思わずにはいられません。様々なリスクを最小限に回避しながら果敢に挑戦することにより、始めて物になる事業が生まれるはずです。

新規事業とは直接関係無いのですが、ベンチャー企業の評価などをする場合、成功体験者のみを集めて評価しているようですが、これは変だと思っております。失敗経験だって貴重な財産です。成功者が何をどうやったら成功したかの本質的な理解を本当にしているのでしょうか?失敗者は失敗の理由は良く分かっていると思います。つまり、評価依頼者が自身の評価基準を持っていないから、安易に成功者が良いと思いこんでいるだけなのでは無いでしょうか?

 

 

 
 

 

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