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【コラム】

企業間の技術交流について

過日、大手企業の若手研究・開発者3名に会いました。 どうも研究者に対する風当たりがきついようで、将来に対する不安を持っているようでした。 何か目に見えるような研究成果を出したいが、従来のような学会などを通じた活動だけでは、時代をブレークスルー出来るような斬新なアイディアが浮かばないと感じており、他社の研究者との技術交流を希望しているとの事でした。 しかし、公式な交流を希望する場合は、事前の面倒な準備が必要であり、何が出てくるのか分からないような状態で交流を打診することには無理があるようです。

下記は研究者が希望する交流内容です。:

私どもで想定しているターゲットはあり、それを追求し、具現化するという意味では、公式な場でいろいろな方とお会いすることは進めたいと思っております。 しかし、私どもの思い込みの想定ターゲットと違うところに理想のターゲットがあるかもしれない。 その発見のために、動く必要があると私は考えております。 発見のためには、論理的理由から作られる公式な場に加えて、経験的、体験的な試行錯誤の出会いの場が必要だと思っています。

試行錯誤的な出会いの場でお会いした方々へは、わざわざ時間を作って頂いたお礼もこめて、何かの形で恩を返えせるよう私自身ができる狭い範囲になりますが、行動していく思いでおります。 あまり交流範囲を広げすぎて、自分ができないことまで顔を突っ込むことがないよう注意しようと、日ごろ考えております。

このようなニーズは、今後益々増加するものと思われます。 なぜなら、技術のイノベーションの為には異分野との交流が重要であるとの認識は、皆さんお持ちになられていると感じております。 しかし日本において、そのようなニーズが顕在化しはじめたのは最近であり、だれも交流を支援するようなサービスを提供していないように思います。 しかも上記にあるように公式な交流ではなく、非公式な交流から始め、それが発展する場合には公式なものに転じると言うような交流が望まれているように思います。

誰も提供していないのであればBCCNがその役割を担おうと思いますし、今まで私が実施してきた経験が十分に生かせると考えております。 この事業は、一見簡単そうに思えますが、かなりのヒューマンコミュニケーションスキルが求められるアナログの世界だと思います。 マッチングさせる両者からの信頼を得ること、さらに単に出会いをアレンジするだけでなく、触媒的な機能を果たす事が理想的なマッチング・コーディネーターの役割と思います。 また交流する方のそれぞれの所属企業に対する守秘義務が守られていることを、第三者的に保証してあ げるなどの配慮も必要だと思います。 技術分野、対象企業、年齢層などを絞ったアレンジも、有る程度は可能と思いますが、特定のキーマンを限定したものは難しいようです。 このようなニーズは研究者だけの問題でなく、異分野との連携による新規事業を考える経営者など、様々な分野においてもあり得るニーズと思われます。 もしご興味がございましたら、御相談下さい。

 

 
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