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【コラム】

豚糞の実験用燃焼炉(問題提起)

平成17年度に豚糞の実験用燃焼炉を導入する計画です。平成16年度にロータリーキルンの小型機を入れましたが、運転してみると目的に適合しないように思われます。平成17年度装置は、「ストーカ炉」あるいは「流動床炉」を入れたい意向です。ベンチプラント的に運転出来れば、処理量は出来るだけ小さくしたいと考えています。誠に恐縮ですが、下記についてご教示をお願いできれば幸甚です。なお、豚糞は含水率70〜80%程度の水分の多い糞尿です。燃焼炉前段で乾燥し、中段以降で燃焼させたいと考えております。
1.「ストーカ炉」製作メーカーを知りたい。
2.「流動床炉」実験的な装置に強いところをご紹介いただくと幸甚です。

上記に対する回答事例:
a.燃焼炉の引合ですが、当社の取扱品で乾燥機(ロータリーキルン以外)があります。1次工程で豚糞を乾燥させて、2次工程で、バーナー直火での燃焼をさせれば安価ですむと思われます。当社の乾燥機は含水率70%程度の材料を滞留時間6秒程度で、ほぼ絶乾に出来ます。スラッジ、食品残渣、オカラ等の実績が有り、価格もリーズナブルな乾燥機です。

b.燃焼炉との事ですが、弊社扱いの過熱蒸気式のスーパースチーム式炭化装置及び溶融炉は如何な物でしょうか?これは、燃焼させず、無酸素状態で炭化する為、CO2の排出がありません。農水省のすすめる、バイオマス・ニッポンの農林バイオマス機として熊本県で家畜排泄物の処理に実験稼動しています。
大手企業(廃棄物処理)への技術提供のほか広域市町村圏組合他で稼動しています。又、客先でのデモンストレーション用として車載のデモ機もございます。

c.ズー・コンポスト(ハエを使って畜糞を処理する技術)はいかがなものでしょうか?先方は焼成炉と云っているようなので、そこにハエで処理する技術を紹介しても合致しないかも知れませんが

d.豚糞の焼却に対し小型のロータリーキルンを導入されたことにつきましては、やはり水分が多くキルン内にこびり付いてうまく焼却されなかったのでは?
と推測いたしました。水分が多いのでなかなか難しいと思います。やはり何らかの前処理が必要はないか?と考えます。(乾燥とかの方法以外の、例えば量が多くなりますが、おがくずのような物を混ぜて焼却物全体の水分量を減らす)

e.1.昔、厚生省では人糞を焼却処理する実験に傾注していた時期がありました。「焼け糞」と言って当時は注目されましたが、今はない筈です。助燃料をふんだんに使えるなら最高の処理法ですが、エネルギー資源のない日本でCO2の排出を考えると、これは問題です。
2.ストーカー炉は固形物を燃焼させる炉で、液状物の燃焼には適していません。実験は無駄でしょう。ロータリーキルンか流動床ならまだ増しです。
3.豚の糞は何で燃やそうとも自燃せず、補助燃料が必要です。補助燃料を浪費するプロジェクトは問題が多いと思いますが?
豚の糞尿処理法には、エネルギーを回収する方法もあるのはご存知と思います。

f.豚糞尿:含水率70〜80% 既設小型ロータリキルン炉では不適合とのことですが1時間当たりの処理量は如何ほどでしょうか。焼却設備は焼却量や焼却物の成分により大きさや設置する設備が違ってきます。ストーカ炉のみで焼却を行うには水分量が多すぎますので「ロータリーキルン+ストーカ炉」もしくは「流動床炉」がよいと思われます。

g.私共も養豚屎尿処理に当社の凝集剤を利用できないものかとご依頼が多数あり研究しております。今まで河川・海洋投棄をしていたのが規制され、何らかの対策が必要でありますが含水率が約80%あるので、業者も対策に苦慮されておられるようです。固形物を取り除いた後、当社の凝集剤で脱色・固形物の除去をおこない放流するべく開発中です。 何かお役に立てればと思っております。

h.家畜の糞尿処理実証実験を行っています。豚糞、牛糞の処理実験を行いました。現在は畜産処理場で解体残渣(浄化槽スカム、スクリーン滓、血液、ハラ糞)の公開実験を約2年続けています。1日約1トンを処理し続けています。(上記はオガク屑を利用したバイオトイレの紹介でした。)

i.私のもといた会社が流動床炉タイプの焼却炉を販売しています。今まで、都市ゴミ焼却炉、重油焚きボイラーのEP灰焼却炉等に多数納入しており、現在は石炭ガス化などに拡張しています。流動床炉は中小型で実験用にも向いていると思います。

j.12月に長野県I市の下水処理場の汚泥焼却炉の築炉をしてまいりました。T社が下請けで、その下で工事をしました。流動焼却炉ではTテクノが良いと思います。ストーカー炉でしたら今月、沖縄に行って新設してきます小型炉、中型炉のメーカーをご紹介します。沖縄の離島に何箇所も納入してます。産廃業者、畜産業者、町村専門で100kg〜1000kg/時間位の焼却炉が得意です。

(上記はBCCNの良い活用事例と思います。確実なビジネス情報があれば、依頼主の情報を完全に伏せて様々な情報を収集し、最適な選択をして情報提供者とビジネスを実施する。単純ですが、通常の競争入札とは異なり依頼主の情報は守られ、余計な圧力や妨害などを排除する事が出来ます。また情報提供者も適切な情報提供を行えば契約に到る事が出来ます。BCCNと致しましては、寄せられた情報の最適な活用を考えておりますので、契約に到らなかった情報も出来る限り多くの方に提供し、ビジネスの支援をさせて頂きたいと考えております。)

 

 

 

 
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