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【コラム】

あるベンチャーキャピタル(VC)担当者との出会い

過日、ある大手VCを訪問する機会がありました。BCCNに興味があるとのことで、説明に伺いました。この方が興味があるのは、成長性のある環境(別に環境だけに拘っているわけでは無いとのことですが)関連企業のお世話を、本当に早い段階からタッチし、公開までの長い道のりを一緒に苦労し、企業成長のノウハウを身につけたいとの事でした。IT関係企業だとVC間の競争が激しく、バイオビジネス関連だと加熱しすぎて収益性が不明であるため、不安視しておられるようです。(バイオビジネスの収益性確保には私も懸念を抱いております。)

環境関係に興味を持った理由は、多くのVCが相乗りするような案件(バイオ&ITなど)で「他のキャピタルが出すのならウチも」という意識では投資の意思決定を放棄している事と変わらず、それでは全くリスクヘッジにはなっていないとお考えのようです。ただしVCが複数社入ることは、資金調達の効率やその後の各社のネットワークを使った支援を考える上で、むしろ歓迎すべきことではあるようです。環境関連企業にはまだ注目が集まっておらず、成長性の期待出来る企業が含まれている可能性が高いとお考えでした。VCの社員でもリードベンチャーの役目に積極的トライしようと考えるのは、ほんの一部の方のようですが、良い方と会えて良かったなと思っております。しかし、考えてみれば、この方の考え方は至極当然の事で、初期段階から企業と密着した支援活動をしなければ、良い企業を発掘する事は出来ませんし、成長させる為に必要なノウハウも身に付きません。インサイダーになると言う意識なしに資本参加することはVC、ベンチャー企業双方にとって成長の機会を逃していると思われているようでした。

このVCでは昨年25社程の株式の公開があったとの事ですが、公開による利点は資金的なこともありますが、社会的な信用が上がることによるビジネス展開の拡大に大きな利点があるようです。もし受信者の方々の中にVCの支援を希望される企業(個人では無理と思います。)が御座いましたら、この方を紹介させて頂きますが、ご紹介の前にBCCNのスクリーニングがありますので、無条件なご推薦は出来ない事を予めご了承下さい。いずれにしろ、ビジネスをする時重要なのは、相手の組織が大きいかどうかと言う事だけでは無く、どのような方と仕事をするのかと言う当たり前の事だと思います。私自身VCについて、やや疑問に思う事がありましたが、良いVC選択の秘訣は良い担当者を選ぶ事のようです。

 
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