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【コラム】

中小・ベンチャー企業支援ビジネス

過日、あるBCCNの参加者と面談致しました。この方は特許取得した企業のビジネス支援をされておりました。内容的にはBCCNが実施していることとかなり共通点が見られます。この方は自分一人だけでは、カバー出来る範囲が限られるので、信頼出来る仲間を核に創業するとのことです。この方のような支援ビジネスを実際に行っている方が少しづつ増えてきているようです。

このビジネスの難しさは、長期に渡る支援活動が必要ですが、相手から十分な対価を最初から頂くことが困難な場合が大半であることです。このような場合、成功報酬スタイルの契約を結んで支援することが考えられますが、支援が成功しなかった場合、すべての支援活動は無償となってしまいます。これを避ける方法はあるのでしょうか?

考えられる事は成功報酬規定を含む契約にし、基本契約料を低めに設定して契約期間を短く区切って状況に応じて契約内容を変えて行くような契約が考えられます。何れにしろ少なくとも何の契約もしないで口約束だけで支援活動をすることは、お互いの為にならないのでBCCNとしてはやらない事にします。(モデル契約を用意致しました。)
一方、費用がかからない国の支援機関も沢山あります。しかし、提携先の紹介、販売支援など直接的・具体的な支援は期待できません。ところが海外だと、公的機関が民間企業顔負けの具体的支援活動をしているようで、日本の公的機関の支援活動内容が、いずれ問題になる可能性もありそうです。

従来、日本のコンサルタント、あるいはコンサルティング会社の支援活動は、きっちりコンサルティング料が支払える企業のみを対象としてきたと思います。これはビジネスとしては正しい方法だと思います。しかし、これだけでは新たな有力企業をクライアントにすることは難しいと思います。支援者もリスクを負って成長が見えていない早期段階で筋の良い企業を選別・支援し、成長させることにより始めて高収益を得ることが出来ます。このことに漸く多くの方が気が付いてきたようです。つまりハイリスク・ハイリターンの時代に移行しているのだと感じます。この場合、
重要な要因は、相手経営者の人物評価、そして会社が保有する技術・製品の評価です。この部分に関して、BCCNでは十分な評価陣を確保出来たと考えております。そして今後評価陣そのものが価値を持つと確信しております。

今後の課題としてBCCNが考えていかなけれならない事:(仲間からのメールです。)

最近感じることなのですが、ネットでコラボレーションするだけでは僅かな収益にしかならないように感じるのです。中小企業を例に取りますと、色々な会社とつなぐだけでは面白くありませんし、受け取る資金も僅かなような気がします。希望があれば店頭上場までの筋道を設計して、それに必要な諸材料を手当などが出来てこそ、初めて責任ある関わりに成ると思われますし、多くの資金が期待できそうな気がするのです。
その会社の経理から、必要資金から、必要な人材ときめ細かくフォローアップする事が必要です。それができるかどうかでしょうね。ここが難しいのかな。
 大手の会社では、資金と人材があるのに、やることが無い、次のビジネスが見えてこない会社が多いのにびっくりします。上手く繋げたいのですが、大手は、自社技術しか採用しない体質にまたまた驚かされます。せっかくコラボレーションするのですから、ここをうまくつなぐ方法はないのでしょうかね。ネットだけでは、上手く繋げ無いと感じますし、本当にもどかしく感じます。
(大手と中小を繋げるには、直接の面識を持った人的な関係が無ければ難しいのですが、特に大手企業の責任を持って判断を下せる方と如何にして人脈を形成するかが鍵だと思います。またBCCNとしては従来比較的関係の薄かった金融系の企業・団体との連携が必要であることが見えて来ましたので、今後関係を強化して行きたいと思います。)

 
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