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【コラム】

スピンオフベンチャー(off)とスピンアウトベンチャー(out)

最近はスピンオフベンチャー(社内ベンチャー)が盛んだと聞きます。それではスピンアウトベンチャー(社外に飛び出してベンチャー企業を設立)と比較して、どのような特徴があるのか比較してみました。

a)創業期
off=会社の支援を受けられるので、順調なスタートを切れる。
out=身銭を切っての創業であり、不慣れな事が多く、非常に苦労をする

b)開発テーマ
off=会社のメインテーマに近いものは取り上げ難い、また、たとえ良いものが
  出来ても、正当な評価がなされるかに疑問がある。故にニッチなテーマを
  選択せざるを得ないケースが多い。(大成功は難しい)
out=本人が会社時代に担当していたテーマを取り上げる確立が高い

c)意識
off=様々な制度があるが、大方基本給は保証されており、失敗しても社内に戻る
  道は閉ざされてはいないので、事業家と言うよりはサラリーマンの延長である。
out=たとえ失敗しても、だれも助けてはくれない。失敗すれば大きなダメージを
  受け、場合により社会から消えて行く。故に背水の陣で望むしか無く、独立心
  や自立心を養い事業家として大きく育つ可能性もある。かなりリスキーです。

d)販売
off=しっかりしたもので出来上がれば、社内の販売チャンネルなど全て利用可能
  であり、専門以外のことは任せられる。しかし、オリジナルブランドに成長
  する可能性は低い
out=製品が元所属企業に採用される可能性もあるが、会社の主力製品に近いものは
  受け入れられる可能性は低い。販売ルートの開拓に苦労することが考えられる。

BCCNとスピンオフベンチャーの接点は殆ど考えられないので、BCCNとしてはスピンアウトベンチャーの支援に注力します。また、ベンチャー企業とベンチャー企業のアライアンス、あるはベンチャー企業と大手企業のアライアンスを支援します。幸か不幸か、大手企業さんが人物の必要性選択もあまり考えずに退職者を募り、腕に自信を持った方々がかなりスピンアウトしたようなので、BCCNとしてお手伝いする場面が増えてくるように感じております。企業は人なりと言う言葉が虚しいですね。
日本のハイテクベンチャーは大手企業のスピンアウトベンチャーが主力になると感じております。しかし、支援組織無しに単独で成功することは、現在の日本においては残念ながら非常に難しいと思います。

 
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