卓越した専門家チームによる技術評価により、情報のクオリティを保証いたします。
   
     
2010.03.10

ソリューション提供ネットワーク

最近、幾つかBCCNに協力要請が寄せられております。
それは技術問題などに関する相談者を集めたい、あるいはソリューションをBCCN参加者から提案して欲しい、というようなものです。
つまり知恵を提供するようなサービスが求められるいるように感じます。日本にはものを作る力はあふれていますが、問題は何を作れば世の中から喜ばれるかが分らない、あるいは課題は分かっているが、最適なソリューションが見つからない、ということのようです。

このような問題をネットワークで解決する場合のステップは、まず問題解決能力を持った人を集めることから始まります。
どのようにして問題解決能力のある方を沢山集めるかは、なかなか難しい問題ですが、本当に難しいのは、集まった方から喜んで情報を提供して頂けるようにすることです。
日本は今まで情報に対価を支払ってこなかった国ですから、知恵を提供するサイドも、提供した情報への対価が確実に支払われるか、あるいは支払われる対価は情報の価値に見合っているかなどについて、用心深いくなっており、そこを如何にクリアするかが難しいところです。
基本的には相互信頼関係の構築と言うことになると思いますが、これは結構奥が深い問題で、著名人が参加している、あるいは国が関与している、というようなことだけでは、信頼関係を構築するには十分ではないと思われます。

さらに難しいのは現役の方が参加されるような場合で、所属企業から許諾を得ているか、提供する情報は会社の機密情報でないか、収入があれば企業の兼業規定に抵触していないか、納税上の問題はないか等々、十分な配慮を持たないと危険な側面が色々あります。
一方で不確実の増す現代においては、現役の間にできるだけ外部と様々な関係を構築しておく必要性もあります。
しかし実際には、具体的にそのようなサービスが、日本において提供されたケースが殆どないと思われますので、これは実際の案件を提供する中で、解決策を模索していくしかないと思われます。

現役の方の活用はさておき、私は20年近く、シニア技術者が蓄積した技術・ノウハウの社会への還元問題に取り組んできた中で、もったいないという言葉は、いやと言うほど聞かされてきましたが、納得できるようなサービスに出会っておりません。
これは日本社会の文化に起因するような部分もあるようで、簡単に問題が解決するとは思いませんが、上記のような動きにより、ようやく問題解決に向かって何かが動くような気配を感じており、それが技術・ノウハウの伝承にも繋がることを期待しており、その一翼をBCCNが担えるように挑戦して行きたいと思います。
今後、いくつかの具体的取り組みをご紹介して参ります。そしてBCCNをソリューション提供ネットワークとして、育てて行きたいと思います。


 

Copyright (C) 2004 株式会社 Business Creation & Collaboration Network  All Rights Reserved.