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2007.12.26

市場調査に関する課題

(ある団体に関連する関係者から下記の問い合わせを頂きました。)

私が関連している技術は既に実用化されている技術で協会も組織されております。
この技術は10年以上前から実用化されており当時は協会も大いに賑っていたのですが、近年、協会の参加者も多くなく、さらなる技術のブーストが行えない状況となっています。
では、この技術が使われていないかというとそういうわけではなく、主に成形材料を供給しているメーカーによるとおそらくは100億円程度の市場規模があるのではないかとの話で、どうも皆さん水面下で活動されているように考えられます。

協会としては現在どのような用途に技術が使われていて、市場がどの程度あるのかを把握したいところなのですが、直接メーカに聞いても教えてもらえる訳もなく困っております。
実は日本と同様の協会がドイツにもあり、しかもそのような調査がしっかりできています。
その秘密についてドイツの協会に問い合わせたところ、ドイツの公証人(Nur―Notariat)という制度を利用しているとのことでした。

仕組みは以下の通りです。
協会がアンケートを作り、各メーカに配付する。
ここまでは普通のアンケートと同じです。
アンケートは協会ではなく、Nurに返される。
Nurは会社名に関わる情報を隠蔽し、情報に間違いがないことのみを証明して、会にアンケート結果を渡すので、アンケートに答える方は正直に答えやすくなっているいうことです。

日本の協会でもこれと同じことができないかということを検討しているのですが、そもそもそのような制度があるかどうかなどが分からず困っております。
また、日本の多くのメーカは機密を非常に重視するので、できれば公証人の段階でアンケートの集計までする、といったサービスまでやってもらえると大変助かると思っています。
このような制度が日本にないかどうかをお聞きしたく知人に相談したところ、小林様の会社をご紹介頂きました。
もしできましたらお知恵をお借りしたくよろしくお願い致します。

上記に対してBCCの下記の仕組みをご説明いたしました。
当社は公証人ではありませんが、受信者が当社を信頼して下さればドイツの公証人に近いことを実施することは可能です。

a)BCCNの情報提供の方法
発信は受信者のプライバシーの保全と、企業在職者の職場へのメールアドレスに配信するためメーラーのBCC機能を利用する。
これにより全ての返信メールはBCCネットワークの管理者(私個人)のみに届くことになる。
当社の名前は、このBCC機能から発想されたものです。

b)マッチングの仕組み
限定されたBCCNの1万4千の情報受信者に対して、ビジネス情報収集希望者の身元を伏せてビジネス情報などを流し、関心のある方とビジネス情報収集希望者の相互身元確認をBCCネットワーク管理者が一元的に責任を持って管理し、相互面談、あるいは直接交渉までの段取りを手配する。
初期段階では全ての情報のやり取りはBCCネットワーク管理者を通じてのみ可能となる。
これにより機密が保持された有機的なマッチングシステムを提供する。

これを今回のケースに当てはめれば、まずアンケートをBCCNに流し、その集計を当社が実施。
その結果のみを依頼者にフィードバックすれば、情報提供者の機密が保持され、また依頼者も望む情報を得ることが出来ると考えられます。
最近は、受信者の属性による分類を進めておりますので、BCCN全体に流すのではなく、特定の技術領域・分野を限定して情報を発信することも可能です。
近いうちに依頼者と面談する予定ですが、実施するようになった場合、是非皆様のご協力をお願いいたします。
また上記の機能の活用方法は今回のケースだけでなく、色々あるように思われます。
BCCNは非常にシンプルですが、私が間違わなければ信頼性が高いシステムと自負いたしております。
ただし、一回の間違いが命取りになることを肝に銘じ、受信者の皆様からの信頼に答えるべく、精進したいと考えております。


 

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