卓越した専門家チームによる技術評価により、情報のクオリティを保証いたします。
   
     
2004.06.22

ベンチャー支援プロジェクトマネージャー(PM)について

前号のBCCNの上手な利用方法でご紹介致しました企業さんとの話合の中で、プロジェクトマネージャーの事が出てきました。これは当該企業は様々な専門家を必要としていますが、企業の全体像を把握し、協力業務の全体的な流れを一元的に管理出来るプロジェクトマネージャーが必要となるとの事です。これは至極当然の事なのですが、実際に適任者を捜すのは容易ではありません。
と言うのは条件が厳しいからなのです。

適任者の要件とは:
中小企業の事がわかり、プラスチックの市場(今回の場合は廃プラスチック関連の事業なので)、R&D、製造技術など広範な経験が求められます。この中で特に問題になるのが<<中小企業の事がわかり>>と言う部分です。大手企業で技術に携わって来られた方が、いきなり中小企業と仕事をしようとしても、上手く噛み合いません。それは文化がかなり異なるので、異文化との交流経験が必要となります。これを十分経験されている技術専門家で、守備範囲が広くないとPMとしては適任とはなりません。しかし日本においては大手企業と中小ベンチャー企業の実際的な交流は、下請的な面以外で非常に少なく、対等な関係での交流は皆無だったように思います。

話はやや逸れますが、今後大手企業が新製品を早期に市場に投入する為に、自社開発より、中小ベンチャー企業が開発したものを手がけるケースが確実に増えて行くはずです。このような場合にも、両者を上手につなぎ合わせる為には前記のPMと同じような素養が求められるはずですが、人材不足であることが懸念されます。私自身は技術者ではありませんので、今回のPMにはなれませんが、誰がPMとして適任であるかは見分けられます。幸い、今回の案件では適任者を捜す事が出来たと感じておりますが、今後多くの有能なPMが育つ事が大切だと思います。今回ようのケースのPMは最近流行のMOTとはやや異なるもので、実践現場で時間をかけないと一人前には育たないと思います。

大手企業の新事業進出について

BCCNの関係者から興味深い情報を頂きました

過日、大手建設関連資材の製造販売会社が従来の商売で殆ど売上を伸ばしていないと言うお話で、その結果私どものような土木資材の製造受注が激減していると言うことだそうです。しかし、この企業自体は3〜5年前から、自社取扱樹脂に少しでも関係のある、ベンチャー会社10数社を吸収合併したそうで、それが、現在この会社の稼ぎ頭で、社長が最も力をいれている分野だそうです。これが、大手企業と、ベンチャーがマッチングすると、大手企業が生き返る原動力になるのだな―と思いを新たにしました。

(今後、大手企業が中小ベンチャーに資本参加、提携、M&Aするケースが増加すると思われます。これは販売競争力、資本が不足する中小企業にとっても利点がある場合もあります。これらの業務を社内だけで進めるのは、下請を利用する以外は自社&自社グループだけで全てを内製化しようとしてきた大手企業内には中小企業とのつき合い方を良く理解されている方が不足しているように思います。故に大手と中小ベンチャーを上手にマッチングさせる為には、上記のPM的な社
外のコーディネーターが必要になると思われます。コーディネーターの役目とは単に両者を引き合わせるだけではダメで、両者の言い分が立つような提案を出すと言うような仲介能力が求められるはずです。なおBCCNは社外PM的な機能を果たせますし、PM適任者をスクリーニング出来ます。)

mailto:info@bccnetwork.com 


 

Copyright (C) 2003 株式会社 Business Creation & Collaboration Network  All Rights Reserved.